買い物曜日
新宿を歩き回って、買い物。
都心で買い物をするのは、たぶんこれが最後。
来週はもう帰省してしまうので。
クリスマスプレゼント(もちろん自分用)に、革のジャケット。
値段は……むむう、ちょっと思い出したくないぞ。
陽差しの暖かさ。
せわしないような、のんびりとしているような。
不思議な時間が流れていた午後。
little writing による little write
松田翔太演じる秋山深一。
その名台詞「このゲームには、必勝法がある」をまた聞きたくて、
テレビドラマ「ライアーゲーム」をまとめてレンタル。
会員になっているビデオ屋さんは、
いつもの無愛想な店員さん。
いや、無愛想というより、つねに不機嫌、か。
DVDの貸し借りの手続きに、愛想なんて必要ないのかもしれない。
それでも最低限の接客態度というのは、
あると思うんだけどなあ。
なんというか、
ジュースの自動販売機のほうが、まだ、よっぽど愛想がある。
そんな感じだ。
不機嫌というのは伝染する。
風邪なんかとは比べものにならないくらい感染力が強い。
なので、できれば近寄りたくないのだけれど、
ここまで徹底して不機嫌な人というのは、
なんというか、妙に印象に残ってしまう。
仕事中だけの不機嫌かもしれない。
それ以外のところでは、彼も笑顔を見せるのかも。
でもぼくは、彼の不機嫌は、
目に見えぬ深淵の底知れぬ暗さから立ち上ってくる「なにか」、
その表れのような感じがして、
ときおり、ふと、気になってしまうのだ。
怖いもの見たさ。
ちょっと、そんな感じ。
彼のたたずまいというか傍若無人ぶりというか、
ぶすっとして、荒々しい接客というのは、
それはそれでその店の風景に馴染んでいる気もする。
ビデオレンタル店にふさわしい、殺伐。
といったところか。
スポーツクラブにいったら、
インストラクターのみなさんが、
着ぐるみを着て、うろうろ。
「ハロウィンだからなんですよ」という。
へええ、ハロウィンって今日だったのか。
知らなかった。
見ると、あちこちにそれらしい飾り物。
ところでハロウィンって、
そんなに一般的なイベントになってるんですかね。
正直、こう、どうにも肌になじんでいない感じ。
くすぐったくて、ちょっぴり気恥ずかしいような。
プールでは、がしがしと泳ぐ。
こちらのインストラクターさんたちは着ぐるみではない。
あたりまえか。
でも、ちょっと残念。
十月末日、忘れちゃいけない。
スポーツクラブの会員期限を更新。
会費を一年分、まとめて支払う。
お、太っ腹。
というか、リーズナブルなコースだからこそできました。
デパートの地下、食料品売り場を歩く。
かぼちゃのケーキだのプリンだのがずらりとならぶ。
おいしそうだなあ、と手に取りかけて。
あれ、ハロウィンってかぼちゃを食べるお祭りだっけ???
ずいぶん涼しく、ときには肌寒さすら感じる季節。
あたたかい飲み物のよさが、
ぐぐっと引き立つようになってきた。
このごろ飲んでいるのは、セージティー。
写真は寒々しくなってしまいましたが、
実際は琥珀色のお茶です。
樟脳のようなにおいがきつい、なんて話もある。
そんなにおい、するかね。
すくなくともぼくは平気。
ハーブ関係のお茶に、どうやら耐性があるらしい。
味というかのど越しは、なめらか。
ものたりなく感じられるほど。
濃いめに淹れてみたくなるのは、注意。
効能はいろいろあるらしい。
そのへんはさっぱり体感できませんが。
「秋眠」暁を覚えず。
この季節特有のだらりんとしたくなる気分に、
えいっ、と活を入れるには、
コーヒーなんかのほうがいい。
ふだんあまり飲まないようにしているので、
たまに飲むと、すんごく効きます。
ハーブティーは鎮静とリラックスをうながす飲み物。
なんだか気持ちよく眠れてしまう。
まあ、飲まなくったって眠れるんですけどね。
もしくは、おむすびとたまご焼きとコロッケの余韻。
もうしわけないけれど、
おむすびは梅干しなしのほうがうれしい。
というのは極私的意見なので、
ええ、聞き流してくださいね。
* * *
国立新美術館にて、
《フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展》を観る。
会場を出たところで、
「なんだ、フェルメールの作品ってこれ一作しか展示がないのか。
看板に偽りありだろ〜、これ」
と、なんどもなんどもなんどもなんども、
くりかえしているオジサマがいた。
もうしわけないけれど、共感して笑ってしまった。
フェルメールはもともと寡作なうえに、
現存しているのは40作品にも満たないのだとか。
なので、しかたないといえばしかたないのだけれども、
オジサンの不満、わからないでもない。
「真珠の耳飾りの少女」とか観たいよねえ。
たしかに。
こちらは写真だけれど、
同時に開催されていた、
《安齊重男の“私・写・録” 1970-2006》のほうが、
インパクトがあって刺激的だった。
ぼく自身はオランダ絵画についての造詣は深くない。
(自国他国の他の絵画についても同様、だけれども)
思い浮かぶのは、レンブラント、ゴッホ、エッシャーくらい。
オランダ、と聞いていっとう最初に連想するのは、
ディック・ブルーナのナインチェ・プラウス。
ふわふわうさこちゃん、なんだよね。
高橋秀実さんに『はい、泳げません』という著書がある。
水が怖くてしかたなかった筆者が、
スイミングスクールに通い、
泳げるようになるまでの始終が綴られたノンフィクションだ。
このなかに「歌いながら泳ぐ」という一節が出てくる。
からだをこわばらせたまま泳いでいると、
息継ぎをしているのになぜか息苦しい。
からだの緊張をほどくために、
では、歌いながら泳いでみたらどうか。
すこしずつ泳げるようになってくると、
かえってフォームが崩れるようになる。
知識が、そして経験が邪魔をしはじめる。
ぼくもいま、その只中。
歌いながら泳いでいると、
たしかに、こう、無心になっていく。
頭のなかがからっぽになっていく気持ちよさがあるのだ。
で、最近は気がつくと、なぜかこの歌。
はずかしいことはない。
いや、ほんとはけっこうはずかしいのだけれど、
ま、水のなか、誰に聞かれるわけでなし。
ぱんぱかぱ〜ん♪ ぱかぱんぱんぱんぱんぱ〜ん♪
思いっきり、かないみかさんが頭に宿った気分で、
ぼくは水を掻いている。
赤ワインは予想以上に効いたみたい。
風邪をひいたときには、
みなさん、ぜひ、おためしあれ。
ヒンジが壊れて、
振るとがたがたと音を立てていた携帯電話。
機種交換なるものを、
携帯電話歴六年目にして、昨日、はじめて。
auがキャンペーンをおこなっていたこともあり、
ポイントと合わせ、ほとんど手数料だけで済んでしまう。
日頃、通話料にどれだけ転嫁されているか。
あらためて思い知らされるね。
来年にはiPhoneが日本でも使えるようになるだろう。
ほんとはそれまで待つつもりだった。
けれど、
キャリアはどうもDoCoMoかSoftbankになりそうな雰囲気。
また、さすがのAppleもこの電話をめぐっては、
ずいぶんばたばたしている印象を受ける。
ま、そのときはそのときのこと。
新しくお迎えしたのは、PanasonicのW52P。
ワンセグなんていらない。
外装のインディゴ シルバーの質感が気に入って。
半面、開いたときのカラーには、どきり。
でも、それも五分で慣れてしまった。

新宿を歩くなんて、思えばずいぶんひさしぶり。
うだるような暑さのなか。
四谷三丁目で開催されている、
「グループ針穴魂 第一回写真展」に足を運ぶ。
「はりあなのこころ」のしきはんさん、いらっしゃる。
でも照れくさくて、声をかけることができず。
そのかわり、
中村一夫さん、大手久美さん、
そしてしきはんさんの写真を、しっかり目に焼きつけて。
会津喜多方ラーメン坂内・小法師にて、昼食。
中華風冷やしラーメンを食べるも、後悔。
四谷三丁目駅すぐそば、
東京消防庁の消防博物館に寄って、
歴代の消防自動車や消防ヘリコプターを眺めて歩く。
新宿駅に戻って、
カメラ屋さんのような電気屋さんのような、
電気屋さんのようなカメラ屋さんのような大型店を、
しばしうろつく。
どの店も、ポラロイドのインスタントカメラなんて、
もう扱ってないんだね。
みなさん、フィルムとか、どうやって入手してるんだろ。
南口、紀伊国屋書店で、
エドワード・レビンソン
『エドさんのピンホール写真教室 -スローライフな写真術』
『フォトサプリ -フォトグラファーが大事にしている176のことば』
を購う。
歩きっぱなしで疲れる。
うろうろというより、ふらふら。
西口の献血センターで休息をとりつつ、
ついでに400cc、献血。
血を抜かれている最中、知り合いのDJくんに出くわす。
やあ、ひさしぶり。
妙なところで会いますなあ。
たがいに近況報告。
「こんどこういうイベントやるんすよ。
よかったら来てください」
渡されたフライヤーには「アニソン クラブ イベント」の文字。
そんなのがあるんだ、というか、成り立っているんだ。
ふうううん。
疲れきってしまったので、今夜は焼き肉。
泳ぐようになってからというもの、
だれると、むしょうに肉が食べたくなる。