2007年12月3日月曜日

自動販売機のほうが、まだ、よっぽど

松田翔太演じる秋山深一。
その名台詞「このゲームには、必勝法がある」をまた聞きたくて、
テレビドラマ「ライアーゲーム」をまとめてレンタル。

会員になっているビデオ屋さんは、
いつもの無愛想な店員さん。
いや、無愛想というより、つねに不機嫌、か。

DVDの貸し借りの手続きに、愛想なんて必要ないのかもしれない。
それでも最低限の接客態度というのは、
あると思うんだけどなあ。

なんというか、
ジュースの自動販売機のほうが、まだ、よっぽど愛想がある。
そんな感じだ。

不機嫌というのは伝染する。
風邪なんかとは比べものにならないくらい感染力が強い。
なので、できれば近寄りたくないのだけれど、
ここまで徹底して不機嫌な人というのは、
なんというか、妙に印象に残ってしまう。

仕事中だけの不機嫌かもしれない。
それ以外のところでは、彼も笑顔を見せるのかも。
でもぼくは、彼の不機嫌は、
目に見えぬ深淵の底知れぬ暗さから立ち上ってくる「なにか」、
その表れのような感じがして、
ときおり、ふと、気になってしまうのだ。

怖いもの見たさ。
ちょっと、そんな感じ。

彼のたたずまいというか傍若無人ぶりというか、
ぶすっとして、荒々しい接客というのは、
それはそれでその店の風景に馴染んでいる気もする。

ビデオレンタル店にふさわしい、殺伐。
といったところか。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

よくいますね、そんな店員。
スーパーのレジがそんなんだったらキレますけど(笑)
こどもを産むとこうなってしまうのか、、、

あ、お久しぶりです
コメントありがとう!!!
また会えるかと思うと、とってもうれしいです。
ほんと、楽しみにしてますよ!!

ak さんのコメント...

tattyさん、コメント、ありがとうございます。

もう何年も見かける方なので、
もしかしたら店長さんなのかもしれません。
あるいは接客以外ですんごい有能な面があるとか。

ははは。
tattyさんは出産経験を経ずともキレているんじゃないかと思います。
いや、いまはずっとまあるーくなっているのでは???

写真展は年明け早々ですね。
すてきな案内状をいただき、ありがとうございます。
二年間待たせていただいたぶん、
こちらもたのしみにしておりますよ!