2007年11月29日木曜日

崎陽軒のシウマイ

崎陽軒のシウマイ、不適切表示で販売停止。
そんなニュースを耳にしていたら、
ひさしぶりにシュウマイが食べたくなった。

そんな人、ほかにも百人くらいはいるんじゃないだろうか。

さすがに自分で作ったりはしない。
電子レンジであたためるだけの冷凍食品。
ぼくには、それでじゅうぶん。
炊きたてのご飯で、おいしくいただく。

それでも、ふだんは気にとめない元材料名の表示を、
気がつくと読み返しては疑っている自分がいる。
こういうのは、ちょっとさみしい。

2007年11月23日金曜日

The Digger Swing



たとえば、ショベルカーを愛する人は、
こんな夢をみてるんだろうか。

Crayon Physics Deluxe on a Tablet PC


見とれてしまった。

ゲームって最近してないなあ。
こんな感じのものだったら、読書の合間に遊んでみたい。

2007年11月15日木曜日

FUNKY MONKEY BABYS - もう君がいない


以前から、
こういうCDのジャケットやPVは、
反則、のような気がしてしかたない。

じゃあ、買わなきゃいいんだけどね。
ええ、わかってますってば。

視聴することなく購入した楽曲。
あらためて聴いてみましたが、よくわからん。

くりかえしては、たぶん、聴かない。

彼らの音楽が云々、ということではなくて。
ぼくがいまどきのこういう歌についていけないだけのこと。


FUNKY MONKEY BABYS - もう君がいない (Single)
FUNKY MONKEY BABYS - もう君がいない (Music Video)

2007年11月11日日曜日

背骨となる経験

アン・ドゥ・トロワ。
アン・ドゥ・トロワ。

からだのなかを脈打ち流れ続けているリズムとテンポが、
語られることばと綴られることばに息づいている。

2007年11月6日火曜日

手帳

ねこのパン屋さんは文房具が大好きだ。
「愛してさえいるわ」とも云っていた。

ねこのパン屋さんは、堅表紙の小さな手帳を愛用している。
いついかなるときでも持ち歩いているみたいだ。
以前、
エプロンのポケットからのぞいているのを見かけたことがある。
あれはたぶん、モレスキン。

シンプルな手帳とシンプルな生活。
年末だからと手帳を新調する習慣はないらしい。

しばしば粉まみれになってしまうという手帳は、
もしかしたらパンのにおいがするのかもしれない。

2007年11月5日月曜日

炎につつまれる金魚

ねこのパン屋さんが、金魚鉢を見つめている。

金魚鉢のなかには、二匹の金魚。

ねこのパン屋さんは、ほおづえをついて、
ゆらめき踊る金魚を目で追っている。

アーモンドの形をした目を、
ふだんの倍くらい、大きく見開いて。

すると、
ねこのパン屋さんの視線に反応したかのように、
二匹の金魚は、ぽっ、と燃え上がる。

水のなかでゆらめく小さな炎、ふたつ。

熱くないのか、驚いたようすも見せず、
金魚たちはぱくりぱくりと口を動かしつづけている。

二匹をつつむ青い炎は、
紫に、オレンジに、
ふるえながら色をかえていく。

ガラス細工のような燃焼。

ねこのパン屋さんは、そのようすを、
ほおづえをついたまま、じっと見つめつづけている。

2007年11月2日金曜日

ねこのパン屋さん

ねこのパン屋さんから、今日、電話がかかってきた。

《おいしいパンが焼けそうです。
 そういう予感がするんです。
 お代は、おおはばにおまけいたします。
 どうですか。
 近いうちに、食べにきませんか》

ええ、近いうちに、かならず。
ぼくはそう返事をした。

とはいうものの、
おまけしてもらうばかりでは、こころ苦しい。
(なんてったって、おおはばに、だ)

その日は、小さな花束を持っていこうと思ってる。