2007年10月31日水曜日

ハロウィンの夜に

スポーツクラブにいったら、
インストラクターのみなさんが、
着ぐるみを着て、うろうろ。

「ハロウィンだからなんですよ」という。

へええ、ハロウィンって今日だったのか。
知らなかった。
見ると、あちこちにそれらしい飾り物。

ところでハロウィンって、
そんなに一般的なイベントになってるんですかね。
正直、こう、どうにも肌になじんでいない感じ。
くすぐったくて、ちょっぴり気恥ずかしいような。

プールでは、がしがしと泳ぐ。
こちらのインストラクターさんたちは着ぐるみではない。
あたりまえか。
でも、ちょっと残念。

十月末日、忘れちゃいけない。
スポーツクラブの会員期限を更新。
会費を一年分、まとめて支払う。
お、太っ腹。
というか、リーズナブルなコースだからこそできました。

デパートの地下、食料品売り場を歩く。
かぼちゃのケーキだのプリンだのがずらりとならぶ。
おいしそうだなあ、と手に取りかけて。

あれ、ハロウィンってかぼちゃを食べるお祭りだっけ???

2007年10月30日火曜日

あなたの、手作りの

草原の夢をみよう。
目の前一面に広がる、緑色の餃子の夢を。

2007年10月27日土曜日

Mac OS X 10.5 Leopard


新しいOSをインストールするなんて、ひさしぶり。

2007年10月10日水曜日

あまい、金木犀の

夜、窓を開けて眠る。
部屋にとろとろと満ちてくる、隣家の金木犀の香り。

2007年10月8日月曜日

セージティー


ずいぶん涼しく、ときには肌寒さすら感じる季節。
あたたかい飲み物のよさが、
ぐぐっと引き立つようになってきた。

このごろ飲んでいるのは、セージティー。

写真は寒々しくなってしまいましたが、
実際は琥珀色のお茶です。

樟脳のようなにおいがきつい、なんて話もある。
そんなにおい、するかね。
すくなくともぼくは平気。

ハーブ関係のお茶に、どうやら耐性があるらしい。

味というかのど越しは、なめらか。
ものたりなく感じられるほど。
濃いめに淹れてみたくなるのは、注意。

効能はいろいろあるらしい。
そのへんはさっぱり体感できませんが。

「秋眠」暁を覚えず。
この季節特有のだらりんとしたくなる気分に、
えいっ、と活を入れるには、
コーヒーなんかのほうがいい。
ふだんあまり飲まないようにしているので、
たまに飲むと、すんごく効きます。

ハーブティーは鎮静とリラックスをうながす飲み物。
なんだか気持ちよく眠れてしまう。

まあ、飲まなくったって眠れるんですけどね。

2007年10月7日日曜日

タイトルは「しあわせの切片」


もしくは、おむすびとたまご焼きとコロッケの余韻。

もうしわけないけれど、
おむすびは梅干しなしのほうがうれしい。
というのは極私的意見なので、
ええ、聞き流してくださいね。

     *     *     *

国立新美術館にて、
《フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展》を観る。

会場を出たところで、
「なんだ、フェルメールの作品ってこれ一作しか展示がないのか。
 看板に偽りありだろ〜、これ」
と、なんどもなんどもなんどもなんども、
くりかえしているオジサマがいた。

もうしわけないけれど、共感して笑ってしまった。

フェルメールはもともと寡作なうえに、
現存しているのは40作品にも満たないのだとか。
なので、しかたないといえばしかたないのだけれども、
オジサンの不満、わからないでもない。

「真珠の耳飾りの少女」とか観たいよねえ。
たしかに。

こちらは写真だけれど、
同時に開催されていた、
《安齊重男の“私・写・録” 1970-2006》のほうが、
インパクトがあって刺激的だった。

ぼく自身はオランダ絵画についての造詣は深くない。
(自国他国の他の絵画についても同様、だけれども)
思い浮かぶのは、レンブラント、ゴッホ、エッシャーくらい。

オランダ、と聞いていっとう最初に連想するのは、
ディック・ブルーナのナインチェ・プラウス。
ふわふわうさこちゃん、なんだよね。

2007年10月5日金曜日

パンナのパンチ



高橋秀実さんに『はい、泳げません』という著書がある。
水が怖くてしかたなかった筆者が、
スイミングスクールに通い、
泳げるようになるまでの始終が綴られたノンフィクションだ。

このなかに「歌いながら泳ぐ」という一節が出てくる。

からだをこわばらせたまま泳いでいると、
息継ぎをしているのになぜか息苦しい。
からだの緊張をほどくために、
では、歌いながら泳いでみたらどうか。

すこしずつ泳げるようになってくると、
かえってフォームが崩れるようになる。
知識が、そして経験が邪魔をしはじめる。
ぼくもいま、その只中。

歌いながら泳いでいると、
たしかに、こう、無心になっていく。
頭のなかがからっぽになっていく気持ちよさがあるのだ。

で、最近は気がつくと、なぜかこの歌。

はずかしいことはない。
いや、ほんとはけっこうはずかしいのだけれど、
ま、水のなか、誰に聞かれるわけでなし。

ぱんぱかぱ〜ん♪ ぱかぱんぱんぱんぱんぱ〜ん♪

思いっきり、かないみかさんが頭に宿った気分で、
ぼくは水を掻いている。

2007年10月4日木曜日

灯るころ


羽虫のように、明かりに誘われて。

でも、
ちょいと一杯やってくか。
とは、残念ながら、ならない。

泳ぎ疲れて、今夜もへとへと。

2007年10月2日火曜日

そういう存在

いついかなるときでも、元気であってほしい、と思う。

でも、正直にいうと、
元気でなくったっていいのだという気もするんですよね。
ほんとはね。
大きな声ではいえないけれど。

繊細な人なんだから。

くたびれたり、悲しかったり、落ち込んだり、嘆いたり。
いい意味で、それは習い性ではないのかな。
むしろ、大切にしてほしいところ。
本人はたいへんなのだと思いますが。

そのぶん、うれしいことには、
ひと一倍、喜べるときもあるはず。

涙が似合う人で、いいのですよ。

満天の夜空。
でもあなたは、けっして埋もれることはない。
そういう存在。

ぼくにとっては。

ぼくにとっても。

2007年10月1日月曜日

衣替えの季節


夕闇が降りてくるの、すっかり早くなっちまった。

夜、その人を探してにらめっこしてみました。
スナフキン的な魂を持っているにちがいない、
やさしい人の、ほんのちょっぴり昔の姿と。