タイトルは「しあわせの切片」
もしくは、おむすびとたまご焼きとコロッケの余韻。
もうしわけないけれど、
おむすびは梅干しなしのほうがうれしい。
というのは極私的意見なので、
ええ、聞き流してくださいね。
* * *
国立新美術館にて、
《フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展》を観る。
会場を出たところで、
「なんだ、フェルメールの作品ってこれ一作しか展示がないのか。
看板に偽りありだろ〜、これ」
と、なんどもなんどもなんどもなんども、
くりかえしているオジサマがいた。
もうしわけないけれど、共感して笑ってしまった。
フェルメールはもともと寡作なうえに、
現存しているのは40作品にも満たないのだとか。
なので、しかたないといえばしかたないのだけれども、
オジサンの不満、わからないでもない。
「真珠の耳飾りの少女」とか観たいよねえ。
たしかに。
こちらは写真だけれど、
同時に開催されていた、
《安齊重男の“私・写・録” 1970-2006》のほうが、
インパクトがあって刺激的だった。
ぼく自身はオランダ絵画についての造詣は深くない。
(自国他国の他の絵画についても同様、だけれども)
思い浮かぶのは、レンブラント、ゴッホ、エッシャーくらい。
オランダ、と聞いていっとう最初に連想するのは、
ディック・ブルーナのナインチェ・プラウス。
ふわふわうさこちゃん、なんだよね。
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